ロボットと夏休み


夏休み最終日、8/30はロボット大会「WRO2008」の決勝がありました。
この決勝で残ると、次は国際大会だったのです。

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決勝大会は小学生から、高校生まで。
小学生の部は、うちの子を含めて全国から19チームが参加しました。
僕もコーチとして参戦。ただし本番は何も口出しできないという、もどかしいルール。
せっかくゼッケンも着けたのに。。。

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この決勝に向けて、8月の後半はほぼ毎日、ロボット漬けの日々でした。
与えられたコースを完走する、ただそれだけでも大変なことです。

決勝当日は、ある程度の調整時間を与えられ、選手達は何度も何度も試走して
頑張っていました。

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結果は・・・・

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残念ながら、完走できず。
競技のルールで、完走できないマシンは0点なのです。
スタートからゴールまで、いくつかの鬼門があり、ギリギリまで調整していたのですが、
最もシビアだった第2コーナーでわずかに車体が引っかかってしまいました。

実は、本番前の試走段階では、どのチームより彼のマシンの完走率が高かったのです。
本人曰く、「スタートで失敗した」とのこと。

数ミリの世界。 0.何秒の違い。
それだけで結果に雲泥の差が出る、ということを痛感したことでしょう。

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スタートから失敗まで、僅か4秒程度。

夏休み初日の地方予選から40日間。彼の夏休みはたった数秒で終わりました。

そして本気で悔し涙を流す姿を、親として初めて見ました。


また来年。
必ずこの場所に戻ってきます。

by cubicjams | 2008-09-01 18:49 | フツウの日記  

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