マテリアル

最近の出来事

・恵比寿"ミニ"オフィスが今週から稼動しています。
建築家の竹山聖さんデザインのマンションです。
East plus 007 
僕は常駐しないですが、新しい環境が増えてちょっと嬉しいです。

・『超絶!ジャズ・ピアノ』(石井彰・著)という本を買いました。
こういう教則本関係は、買っても100%やらないくせに買うのです。
でもこの本、練習曲が結構いい曲でなかなか良さげです。
まだまだ、覚えることたくさんあるなぁ。。。

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さて、現場のほうは地下・1階部分の床張りがほぼ終わりました。
スチールサッシにガラスも入りました。
外壁も張り始めています。





今日はマテリアルの話。

この家の計画の特徴の一つは、素材。
まずメインがコンクリート、木、そして鉄。その他タイルなど、それぞれの材料を素材感バリバリで使っております。

例えばここ。
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コンクリートの柱、床の杉板、スチールサッシの収まりです。
スチールにはこれからペンキ塗りますが、感じとしてはおおよそこれで終わりです。
無造作にそれぞれの素材がドーンとくっついます。
木も全くの無塗装。
うちの奥さんの設計なので、僕も実際に見るまではよくわからない部分も多いのですが、
この潔さにはかなり感心しておりますw


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外壁は2種類あって、全体的にはフレキシブルボード、一部はこの焼き杉を使っています。
モズーの内装でも使いましたね。かなり渋いです。
夕日や雨の日のドンヨリ感などが反映して、微妙に表情が変化します。

それから写真では見えにくいですが、向こう側のサッシも木製です。
今は黄色っぽいですが、これから茶系に塗装します。
外のサッシが木・・・・ そういうのもアリなんですね。これもかなり良い感じです。




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こういう素材の使い方には、モノの良さ、悪さがそのまま出てきます。
プリミティブなものだけに、こちらの捉え方次第で印象も変わるし、時間とともに変化する部分、変化しない部分とが明確に浮き出てくるのだと思います。

大事なのは全てを受け入れることができるかどうか?ということ。

それを試すきっかけでもあります。

by cubicjams | 2010-10-09 08:17 |  

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