家

「出来る気がする」
昨年の年末、自邸の着工が出来るかどうかという話をうちの奥さんとしていたときに、
そう言われました。
計画を始めてから約10年。
決して素晴らしいものや複雑なものを計画したために時間が経過したのではなく、
様々な問題────建築構造の問題や家庭の問題、仕事の問題、お金の問題、とにかく全て────
をクリアしていたら2010年になってしまった。そんな感じです。
昔、このブログに「家」というカテゴリを作り、建築の過程をアップしていこうなどと思っていたのですが、今まで何も書けずにいました。
我が家の設計は数年前に一度は申請が通ったのですが、例の姉歯の事件が元で審査基準が大きく変わり、設計を最初からやり直すという事態になってしまったのも大変不運でした。
その後紆余曲折ありましたが、ついに昨年12月に確認申請が下り、実現に向けて大きく前進しました。
あとまだ、大きな障壁が一つあるので喜ぶのは早いのですが、そういう話をしているときに、とにかく苦労し続けてきたうちの奥さんに「今度は出来る気がする」と言われたのが、とても印象的だったのです。

今回計画している自邸は、普通の家とはちょっと違います。
別に変わった家、というわけではないのですが、一旦最低限住めるように作ったら、あとは5年か、10年かわかりませんが、住みながら作り続ける予定です。
なぜなら、「住んでみないと分らない」ことがたくさんあるからです。
まあお金が無いから途中までしか作れない、という事実もありますが・・・
空間の考え方、素材の使い方も普通と違うかもしれません。うちは郊外の普通の住宅街ですので、ある意味目立つのかもしれません。新築だって!と遊びにきた人たちにも「なんじゃこりゃ?」と思われるかもしれません。
でもそういう普通の人たちに、あれこれ感じてもらうのもいいことかもしれないな、などと勝手ながら思っています。

とりあえず、2月1日が図渡し。あとちょっと。
by cubicjams | 2010-01-23 23:04 | 家

