深町純

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仕事でお世話になったプロデューサーのH氏のお誘いで、先週の土曜にピアニスト深町純のライブを見てきた。




僕にとって深町さんと言えば、「KEEP」。
KEEPは和田アキラ(g)や山木秀雄(d)ら4人による強烈なフュージョンバンドだった。
これはフュージョンというよりジャズ+プログレッシブロック的なもので非常に硬質で、とても食事中に聴いたりできるような類のものではなく、怒涛のアレンジと演奏力をしかめっ面をしながら楽しむものであった。

僕は深町さんのCP(ヤマハの古い電子ピアノ)の型破りな奏法と、(確か)オーバーハイムの音色にも魅せられ、無謀にもバンドでコピーなどをしたりと、とにかく滅茶苦茶好きだった。

それから20年近くたって、初めて深町さんの演奏を間近で見ることができた。
場所は恵比寿にあるアートカフェ1107
深町さんはここで、ピアノの即興ライブを月に一回開催している。
この日は77回目で、しかも今回がラストだということでお客さんも満員。
自分も久しぶりに、人のライブで興奮してしまった。

とにかく、素晴らしいの一言。
即興と言ってもただのジャズではない。
人間性と情感が染み出た、本物の「生きた音楽」が聴ける。

そしてギャラリーを兼ねているこの店も良かった。
集まっている人間も面白い。
「演奏する」「聴く」という状況がはっきり分かれていない妙な場だった。

ただ残念ながら、このお店自体が無くなってしまうので、もうここでのライブはおしまい。
今後は深町さんのお店「FJ’s」で開催するとのことなので、絶対にまた行こう。


深町さんのおっしゃる通り、本当に音楽は素晴らしくもあり、怖くもあり。

by cubicjams | 2007-05-29 18:17 | オンガク  

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