Stevie ! ! !

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おそらく現役で活躍するポップシンガーとしては頂点に君臨する、スティービー・ワンダーの来日公演を観てきた。神をこの目で拝めるというわけだ。
ウチの子供もライブ初体験。初がスティービー? まあいいでしょう。

場所が埼玉アリーナということで、予想通り「神様」は小さくしか見られなかったわけですが、しかしスティービーの歌は凄まじく、この人の持つ「音楽力」というものを改めて実感してしまった。

公演の前半は60~70年代の、黄金期の名曲のオンパレード。コレは圧巻でした。
クラビネットのグルーブ。ボーカルの異常な厚み。激ウマのハーモニカ。
一曲目の「Too High」に始まり、生で聴けたことを本当に感謝したい。

そして中盤は80代後半~90年代にかけてのヒット曲。
個人的には、この頃のWe are the world的なスティービーはあまり好きじゃない(曲がいいのは認めます)のだが、お客さんにとっては馴染みが一番ある感じ。ここでも歌は圧巻で、バックバンドがかすれて見えるほどでした。

そして最後はお待ちかね、去年の新譜(これが凄い好き!)からの演奏か…、、、と思いきや、
新譜からは一曲だけでアンコールも無しで終わり。どうやらスティービーの喉の調子が悪かったらしい(悪くてもあんな凄いのか)こともあってか、だいぶあっさり公演は終了しました。

それにしても「Time 2 Love」からの選曲が1曲だけとは意外。
このアルバムの曲を楽しみにしていたうちの子もかなりガッカリしてました。
そういえば昔の曲あんまり聴かせてなかったな。
ライブは予習が肝心、と改めて思いました。
(ちなみに中盤はうちの子寝てました。チケット代、結構高いんですけどね・・・)


その他、驚いたのは客層。
正直、あんなに客層がバラバラなコンサートは初めて見たかも。
まるでその辺の街の人たちが、そっくりそのまま流れ込んできた感じでした。
僕らの後ろの列のオヤジ・オバサン軍団(約6名)なんかは、ビール片手に何だかスナック気分
で、公演中、あの狭い客席を何度も立ってトイレに行ったりビール買いに行ったり。。。終いにはコーヒーを自分たちの足もとにこぼされて、大迷惑。
でもスティービーは好きみたいで…。何だかとても楽しそうに踊ってました。

まあ、みんなに愛されてるスティービー、ということで。。。
そんな様なことをつくづく実感したコンサートでありました。

by cubicjams | 2007-02-20 11:28 | オンガク  

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